[一言]:2022年は草むらに忍ぶ陶器のトラ
- 毎年、干支にかかわる写真を年賀写真としている
- 写真はストックではなく、必ず”年末に”撮影する
- 写真は、動物その物かモデル的なもの、またはイメージ的なもの
- NGな年もある
2022年寅年:撮影エピソード
今年の年賀状、トラをどこで撮影するかに悩んでいた.神奈川県、静岡県あたりの複数の動物園で、虎の撮影が可能なことはわかっていたが、この時期のトラはほとんどが室内の硝子越し.これでは私が希望するような写真は望めそうも無い.(好ましいライティング:NG、雄大な背景:NG、私のモティベーション:NG)実家に寄った際にそんな事を話していたら、父親が昔旅行のオミアゲで買ったという陶器のトラを出してきた.全長30cm程、墨流しのような模様を焼き付けた置物はどこかの名産らしいが、なかなかのツラ構えで流れるようなボディ−を持っていた.”生き物はあきらめてコイツを撮ろう” すぐにイメージが固まった.
車で夕日が傾く草むらのちょっとした丘をロケハンしながら想像を働かす.ライティングは夕日の逆光で右手前からオレンジフィルターを入れたストロボ一灯.テスト撮影から、かなり望遠寄りの方がスケール感が出そうということが分かったのでレンズは手持ちで最も長い800mmをチョイス.被写体距離は約10mm、幸い1m弱の段差があったため、地面に寝そべる必要は無かった.
陶器の虎、全体像はこんな感じ.墨流しのような方法で着色されているらしく、柄は一般的な虎模様ではない.撮影は畑の休耕地.主が作業中だったので事情を説明して許可を頂く.撮影時間は1時間程度だが、どんどん太陽が落ちいくので使ったカットは結局、前半ラストあたりのもの.



この記事のタイトル画像がオリジナル.実際の年賀写真は最終出力がIJ用年賀ハガキなので、若干彩度を抑えめにして仕上げている.(写真用紙ならもう少し彩度を上げた方が良かっただろう)
EOS R5 + RF800mm F11 IS STM(F11. 1/60, ISO400)+ Godox V860 III (Pw:1/8, +1/4 CTO)
年賀写真について
すでに年賀状という文化は、かなり廃れいると聞いている.知人では、紙年賀状の卒業宣言をしている方も多い.一方、私にとっては年一回のゲーム的な楽しみである.ルールとして
- 12月に入ってから計画を立てる
- 干支にちなんだ被写体を使う
- 撮影は基本1日のみ
- レタッチ、加工、CGなんでもアリ
- IJ用年賀ハガキを最終出力とする
良い巡り合わせの時は、満足いく作品となる事もある.ダメな時も恥を忍んで作る.近年で思い出深いのは、2018年「戌年」の一枚.早々にイメージはできていたのだが、犬は飼っておらず、大きな犬を海岸まで連れてきてくれうる知人・友人の当てもなく、ルールを曲げて夕方3時間×3日間海岸で粘った.

海岸を犬と散歩されてた地元の方に、遠くから駆け寄って事情を説明して写真を撮らせて頂いた.もちろんこれ以外にもお二人の写真をたくさん撮らせて頂き、差し上げた.この画像ではワザと黒く潰しているが、実際の写真は犬の毛並みやご本人だと認識できるくらいに写っている.飼い主さん曰く、「散歩の途中で犬の写真は撮ることが多いが、いっしょに写っている写真はなかなか無かったので嬉しい」と喜んで頂けた. ( EOS 5D Mar IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
その他のカードは、Adobe Portfolio でご覧頂ける.


コメントを残す